「ヴィレッジ三島2023:開催日記」

(西町一丁目のテーマ「装いの街」の試着室が試着する為の機能以上の、笑顔の中心であったと思う。眩しかった。)

 

 

2023年5月26日 投稿

 

今季のヴィレッジ三島を閉幕し2週間が経とうとしております。

年に1度のヴィレッジは文字通り年に1度のことですから。

終わってしまった後の寂しさ、いわゆるロスってやつでしょうか。

あんなことしたかったな。こんなことしたかったな。

そんなことばかり考えてしまいます。

がしかし、二日間ともに雨の割には「わるくはなかった」開催だった。

これは多くの方の総意ではないでしょうか。

ありがとうございます。

 

そんな訳でここでは二日間の日記、というか調書的なものを投稿しておきたいと思います。

あくまでここで書いてることは私自身が感じたこと。

感じたことは人それぞれという当たり前を基本になんとなくご覧いただけたら幸いです。

 

では

 

 

(雨の中でも開園前にたくさんの方にお並びいただいたこと。感謝申し上げます。)

 

 

まずは最初に懺悔より。

 

わたくし、代表の名倉は静岡手創り市が始まって以来、初日の搬入、最も大事な時間に寝坊をやらかしてしまい、1時間ほど遅れて三島に到着。本来あるべき、スタッフが携帯するトランシーバーやスタッフ腕章、ライトセーバーなどなどなどなど全く皆無の中、スタッフはスマホ片手に乗り入れを敢行。大変申し訳ないと思ったと同時に、そっかーもうちょっとで15年ほどになるのに初めての遅刻かーと変な感慨に浸りつつ、道具がなくともまわせてしまうスタッフに感心しました。いや、反省はしておりますし、結果上手くいっただけのことですから。もうこんなことは懲り懲りです。ええ。

 

初日の搬入ついでに二日目の搬出(撤収)のことを。

 

もうここでは必要な道具は十全のことですから。とはいえ、雨の中の撤収はただでさえ二日間を通してお疲れの出展者の皆さんにとって「マジかよ…」状態。せめて自身の大切な作品商品を濡らすことなく持ち帰りたい。出来るだけ早く。そんな意識が蠢く中での撤収はなかなか大変なもの。まあそこは優秀なスタッフの皆さんですから。決めたことを決めたとおりこなしつつ、雨なら雨なりの即時変化対応を重ね、どうにかどうにかトラブルもなく撤収は完了。あちこち走り回るスタッフの姿は誇らしくもあり、カッケーな…と感じながらぼんやりとその姿を眺めておりました。

ほか、最後の最後に色々ありましたが、それはもう解決済みですのでここでは書きません。

 

 

(北町に出展してくださってた「ラフイユ」さん。普段はやらない「花屋」仕様で臨んでくれたのはヴィレッジだから。感謝。)

 

 

開催中のこと。

 

今季は開催前日に急遽決まった「梅の酒場」の移動にはじまったこともあり、移動したことを含む広報をしっかりやらねばならない!という意識も相まって、そして、テーマ「装いの街」を担ってきたスタッフ上門さんの卒業が決まっていたこともあり、なんとしても有終の美を飾らせる必要がある!更に「サワー部」のレイアウトも大きく変化したこともあり、どれだけお客さんを引き込めるか?等々を考え、広報するあまり、場内をじっくり見てまわることが出来ませんでした。

 

役割を果たした。そう言ってしまえばそれまでですし、広報によって少しでも結果に導くことが優先されるべきですが、今季は古道具屋さんの出展がようやく充実したこともありましたし、梅の小径の皆さんの「梅の酒場」が移動したことによる影響と必要だと思われる何かを聞きたかった!その辺りで悔いが残ったと言いますか、出来ずに終わってしまったことがありました。限りある時間の中ですから。出来たことを讃えるべきではありますが、やはりこのことを書かざるをえません。

 

ほか、スタッフの皆は自分の担当するエリアの広報を雨なら雨なりにやっておりましたし、なにより実際問題の雨による水溜り問題を少しでも改善する為に対応してくれたこと。鑑だな。そう感じました。

とはいえ、雨なら雨なりの広報がどれだけ出来たか?その準備は?イメージは?というと、結果、行き当たりばったりであったことは否めません。いい写真を撮る。それ自体はそれぞれの端末、腕にかかりますが、いい感じの写真が来場者の皆さんに響くか?と言われればそんなことばかりではありませんから。

見る人に少しでも響かせる為にはやはり、事前にどれだけのイメージができているか?それはまず責任感からやってくるものだと思います。責任感は使命感にも置き換えることができるでしょう。

もっとできるの手前にある、もうちょっといけるよね?常にそうありたいものです。

 

 

(スタッフは合間合間に買い物をしたり、出展者の方とハイタッチしてたり、色々で楽しそうでした。)

 

 

開催前のこと。

 

今季はもう「雨は間違いないな」と思いましたので、出展者の皆さんへ「灯りの重要性」を加味した会場の環境をアナウンスしました。

雨が降ってしまったらもう仕方のない側面があるのが屋外イベントの避けられない道だとすれば、雨が降った時にどうなるのか?どの点は自分なりの工夫ができるのか?それは出展者各々が考えることです。準備することです。

その準備のヒントのため、灯りがあった方がいいよーとアナウンス。そのなぜまでは多くは語りません。そういうものです。自分でお客さんの立場になって想像してください。かりそめであっても屋外イベントに出展するとはその時限りのお店をその場に作ることですから。

なんでもかんでも運営が園が対応してくれる訳ではありませんし、仮に対応できることがあっても「あなたの都合どおりにはならない」のが自然なことですから。

そういった意味で出展者の方によっての準備に差があることを感じましたし、それはそれで仕方のないことですが、やはり私たち運営は「準備していただく為のアナウンス、その目的」をより明確に語ってゆく必要があるなと感じました。その上で「ここから先はあなたの責任です」と明確に語りたい。

やはりそうですね。まずは自分達が何をできるか?常に考える集団でありたいと。

 

 

(雨でも朗らかに笑顔で人を迎えることができる大人。そうありたいものです。)

 

(晴れていたら新緑の緑が光差すはずだった梅御殿。それでも雨なりの「茶屋夕顔」のしっとり感にグッときました。)

 

 

最後に。

 

2023年の開催が終わって間もないですが、すでに2024年の会期は決まってます。

 

#ヴィレッジ三島楽寿園2024

会期:2024年5月11日(土)12日(日)

時間:9時から16時

会場:三島市立公園 楽寿園

静岡県三島市一番町19−3

雨天開催

 

応募などの詳細はまた後日に案内するとして(まだ早すぎるしね)

2024年にまた三島の皆さんにお会いできることを楽しみに。

まずはスタッフ内での反省会をしっかりやって、次の機会へより良い準備をして参ります。

 

何度でも言わせてください。

 

ご参加ご来場、誠にありがとうございました。

 

ヴィレッジ三島

名倉哲

 

 

 

Village mishima rakujuen

於・三島市立公園 楽寿園

 

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